注文住宅で土地購入前にチェックしておくべきポイント～注文住宅研究ナビ～

今回のテーマは、土地購入前に確認した方がいいことです
最後に

今回のテーマは、土地購入前に確認した方がいいことです

どうも、注文住宅研究員のたくです。

今回は、希望の土地が見つかった時に、購入前に確かめておきたいことというテーマで書いていきます。
基本的に土地は早いもの勝ちなので、不動産屋さんやハウスメーカーは条件に合致にした場合、急がせることが多いです。
ただ、一生住む場所なので、購入後に後悔してほしくありません。そのために、一度立ち止まって再度チェックした方がいいポイントをお伝えしますので、参考にしてください。

日当たりはどうか

日当たりについては、実際に現地に行って見ないとわからないです。
南向きの土地であっても、周りの建物の都合上全然日が当たらないってこともあります。これに関しては行ってみて確かめたほうが良いです。
また、できれば朝、昼、夕方の日当たりを見ておくと大体何時くらいに日が当たるのかわかります。
設計の際に窓の大きさや場所なども参考になることもあるので、一度は見ておいたほうが良いですね。

水はけはどうか

これは非常に重要なポイントです。
是非大雨の日やその翌日などに訪れて、水はけがいいか悪いか確認しておきましょう。
水はけが悪い土地だと、なにかと問題になることが多いです。
チェックの仕方としては、大雨の翌日や翌々日などに晴れているのに水たまりがまだ残っている場合、水はけはよくない土地と考えられます。

水はけが悪いと、大雨や台風時に家の周りに雨が溜まってしまい、浸水のリスクもあります。また、シロアリやカビなどの被害にあう可能性もあるためできれば購入を控えた方が良いと思います。

同様に、土地の近辺の側溝が詰まってないかも確認しといたほうが良いです。側溝が詰まると雨が流れていかないので、住宅に侵入してくる可能性もあります。
台風や局地的な大雨により水害が増えている近年は特に確認しといたほうが良いポイントです。

高低差はあるか

これは図面からはわからないことです。

手前から奥にかけて登り坂、もしくは下り坂になっている場合、それらの高低差を埋めるための造成費用が必要になることがほとんどです。
これは土地の金額に載ってくるものではないので見落としがちです。
規模によりますがこの造成費用にざっくり50〜100万くらいかかることが多いです。
そのため、高低差が実はあって余計にお金がかかってしまったとならないために確認しておいたほうが良いです。

近隣の音はどうか

ずっと暮らしていく場所になるため、周りがうるさいから引っ越そうとはできなくなります。
そのため事前に確認しといたほうが良いです。
例えば、学校が近くの場合は昼間の音、お店が近くにあるならその音、周りの家の住宅から出る音、道路の車の音、お昼や夕方のチャイムの音など様々な音があるので何度か訪れて確認しといたほうが良いですね。

車通りはどうか

特に大通りに面している場合は確認しといた方がいいです。
昼夜問わず、車通りが多い道路に隣接している場合、どの時間帯も音に悩まされる可能性もあります。また大きな車も通る場合、必ずではないですが、揺れることなどもあります。
その他にも、排気ガスやほこりなどの関係で家の外壁が汚れてしまったり、窓も開けづらかったりしてしまうこともあります。

実生活の場面でも、車通勤の人の場合は、朝のラッシュ時など家の駐車場からなかなか出れないということもあります。
是非一度確認しておきましょう。

ゴミ捨て場の位置は近くないか

日々の生活の中で絶対に必要になってくるゴミ捨て。

遠いのは持っていくのに大変ですが、近すぎるのも問題になることが多いです。
例えば、ゴミ捨て場に接している土地などは、ゴミ捨ての日に嫌な臭いに悩まされることもあるかもしれませんし、マナーが守られていない地域ですと、ゴミ捨て以外の日にもゴミが放置され毎日悩むことになるかもしれません。

ゴミ捨て場の位置を変更することは、基本的には難しいため、是非現地確認の際に事前に位置を確認しておきましょう。

夜は暗くないか

昼間は気づかないのですが、夜に行くと外灯がなく、暗いということに気づくこともあります。
暗すぎるのは様々な問題が起こる可能性があるため、不安要素になる人もいます。
外灯がない場合は、市に依頼することで条件を満たすとつけてもらえることもありますが、基本的にはすでにない場合はほとんどつきません。
そのため、自分で庭に外灯を作ったりする必要が出る可能性もあるため、余計に費用がかかってしまいます。