注文住宅を建てる時に一番最初にするべきこと
どうも。
注文住宅研究員のたくです。
初めて注文住宅を検討する際に、何から手を付けたら良いかわからず悩んでしまう人も多いと思います。
まずは住宅展示場に行ってみようか、パンフレットを取り寄せようか、実際に建てた友人に感想を聞きに行ってみようか、間取りを考えようかなど様々ありますが、これを最初にやった方が良いというものがあります。
それは、予算決めです。
注文住宅を建てる時に、一番最初にするべきことは予算決めです。
この記事を読むと
なぜ予算決めを最初にやった方が良いのか、
どうやって予算を決めたら良いのかがわかります。
家は、人生の中でおそらく一番高い買い物だと思います。
結婚式などでもそうなのですが、決めていた予算より上振れてしまった経験はないでしょうか。
せっかくだから、一度しかないから、楽しんでもらいたいからと上振れたこともあるのではないでしょうか。結婚式の時は、ご祝儀などもあり意外になんとかなるのですが、今回はその10倍以上する家になります。(すごい豪華な結婚式やった人は10倍じゃないかもしれません、すみません)
この買い物では、誰かからお金をもらうのではなく、銀行にお金を借りてそれを35年間かけて自分で返していくというものです。
ハウスメーカーとの打ち合わせや、希望の土地を探していると、魅力的な設備や場所がたくさん出てきます。
お金をかけることができればいくらでも理想に近い家を作ることができます。でも、その理想の家が現実的に払える金額なのか、それとも夢を見てしまっているのか、そこをしっかり見極めることができないと、金額は青天井のように上がっていってしまいます。
なので、最初に予算決めをしたほうが良いのです。
予算決めがしてあると、後悔や失敗をする可能性が低くなるので、まず最初に家族内で話し合いましょう。
最初に決めておくと、それにあったハウスメーカーや工務店を探したり、ざっくりとした土地の値段を決めることができます。
予算の決め方について
まずは、自分の資金(貯金額)がどれくらいあるのか、把握しましょう。これが頭金として準備できる額になると思います。注文住宅の金額の中でも、ローンとして組むことができず、必ず自己資金から出してくださいというものもありますので、しっかり把握しましょう。
できれば、この時に現在のキャッシュフローの見直しと、現実的に家にかけられる毎月の金額をざっくり見れるとなおいいです。できない場合は、見直しをプロの方と一緒にやる方法もあるので、それは後述させていただきます。
次に、今の年収ならどれくらい借りれるかを確認しましょう。
この時の注意点は、限度額いっぱいで予算を組まないようにすること。
年収から借入額を調べることができるサイトはたくさんあります。下記に参考のサイトを載せておきますので試してみてください
そこで表示される金額は、借入限度額になっています。つまり、あなたは最大ででこれくらい借りれますよということです。
限度額いっぱいまで借りてしまうと、生活に困る可能性が出てきてしまいます。最終的には、家のローンが払えず、家を手放さなければならない決断をする人も中にはいます。それでは本末転倒なので、できれば限度額ギリギリまでまでは借りないようにしましょう。
三井住友銀行の住宅ローンシュミレーションです
イオン銀行の住宅ローンシュミレーションです。こちら返済の負担バランスも出るのでわかりやすいと思います。
最後は、35年間しっかり払えるのかを確認しましょう。
お金のことはプロに相談したほうがいいです。家族設計や将来や老後の予定、やりたいことなど、その時々にイベントが発生するはずです。そのイベントなどをまとめて将来設計してくれるのがファイナンシャルプランナーです。
最初にも書きましたが、現在のキャッシュフローの見直しもしてくれます。携帯は格安シムになっているか、保険は払いすぎていないかなど親身になって相談に乗ってくれることが多いです。
ファイナンシャルプランナーは、ハウスメーカーから紹介されることもありますが、私の経験的には、何人かに見てもらった方がいいです。やはりハウスメーカーの紹介は、ハウスメーカー寄りになってしまう可能性もあるので、ハウスメーカーから一人、自分で探してお願いするのに一人で二人くらいに見てもらうと、セカンドオピニオンじゃないですけど、今の自分の見直すべきポイントはどこなのか、将来設計をした上で、注文住宅を建てることができるのかがより明確になります。
無料で相談できるファイナンシャルプランナーを紹介します
ここまで読んできて、自分の予算感や家計のことをプロに相談したいなと思った人は、まず相談してみるのがおすすめです。
色々自分で考えていてもはっきりしないこともありますし、結局将来のことは計算してみないとわからなかったりします。家計の見直しや、将来設計、ローンの相談、保険の見直し、株式投資など全て思案した上で、ライフプランにあった提案をしてくれます。
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予算が決まったら、それに合う土地を探したりハウスメーカーを見に行ったりと行動していきましょう。
予算感が決まったらいよいよ家づくりの始まりです。
個人的にはどちらを重視するかによって動き方が変わるかなと思います。
とにかく立地にこだわりたいという人は、土地から探していいと思いますし、建物にこだわりたいという人は、ハウスメーカーから探していいと思います。
どちらか分からず迷っている人は、下記にそれぞれのやり方を書きますので、参考にしてください。
1、土地から決める場合
希望のエリアや条件が決まっている場合は、インターネットで探してみて、土地の予算感をつかんでみましょう。
例えば、新宿から電車で1時間以内、3000万円以下、駅徒歩10分以内、建築条件無し、土地の広さ30坪(100㎡)以上、更地、スーパーまで800メートルとホームズで調べてみると下記のように出てきます。
地域も神奈川、東京、埼玉とまばらです。まずはなんとなくでいいので、気になった土地を選びます。その金額を差し引きした金額が家に使えるお金となります。実際にその土地を購入するわけではないので、気楽にで大丈夫だと思います。
例えば4000万の予算で上のように2400万の土地の場合、1600万の家を建てることができるみたいな感じです。
1600万の家であれば30坪くらいの家を建てるなら大手ハウスメーカー(ミサワや三井、ヘーベルなど)ではなく、ローコストメーカーを選んで見に行って話を聞きに行ってみましょう。
2、ハウスメーカーから決める場合
最初に住宅展示場に行くなという意見もあると思うのですが、私の場合は、なんとなくのイメージの家がどれくらいでできるのか、予算感を把握したかったので行ってみました。
私の当初の希望は、下記のような家でした。
30坪前後の家
3LDK
リビングは15畳くらい欲しい
1、2階トイレ付き
畳と寝室と子供部屋の3部屋があればいい
このような条件で、実際に桧家住宅さんに話を聞きに行ったところ、ざっくり1800万くらいの予算感と間取りを出していただけました。
まだまだ比較検討していきますが、ざっくりローコストメーカーと言われるところはこのくらいかもしれないと考えると、土地の金額は2200万以下にしないといけない。その予算感で土地を探してみようといった感じになっていきます。
土地については、探す前に条件などを考えたほうが良いので、下記記事を参考にしてください。
最終的には、両方を調整しながら自分にあったハウスメーカー、土地を決めることになるので、迷わずまずは行動していきましょう。
この予算感で難しいなぁとなった場合は、建売や中古物件のリフォームなどがおすすめです。むりをして購入してもあまり意味がないのでライフプランにあった買い物をしていきましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は注文住宅におけるお金の話をメインにさせていただきました。
失敗しない家づくりのためにも予算感を最初に抑えておくのは必要なことです。
まずはどれくらい使えるのか。また、どれくらい借りれるのか、どれくらいなら返していけるのかなどを確認して予算を把握しましょう。
本文内でも紹介しましたが、ファイナンシャルプランナーへの無料相談予約ができるリンクを下記に載せておきますので、試してみてください。
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最初に予算の把握が出来ればあとは迷わず、いろんなハウスメーカーを見てみた方がいいと思います。
私はちなみに10社以上のハウスメーカーに行き、比較検討しました。
最終的には納得のいく注文住宅が出来たと思っています。
是非参考になれば幸いです。
それではまた。
宅(たく)
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